めぞん一刻」はむっかーしから大好きなコミックのひとつ。
出会いはなんやろ、やっぱりアニメからなんやろな。
うる星やつらをみてて、確か水曜日の7時半、その後に始まったのがめぞん一刻。
でも最初から見てたわけちゃうねん、たぶん他の番組を見てた。
やってうる星の最終話かってもしらへんかったし、「うる星やつらって終わってたねんな」という会話をした記憶がある。
で、なんで見るようになったかは覚えてないが見るようになった。
どれくらいから見てたんやろ、記憶に残ってるのが管理人就任1周年記念の話。
豆蔵とマ・メゾンと間違えてた回ね。
これは覚えてる、コミックとは違ってアニメでは傘を差してて五代くんがさりげなーくキスをしようとしてた回。
友達と「あそこでキスできひんところがめぞんやねんな」と通ぶってた。
でもアニメをずっと見てたわけちゃうねん。
どう時間帯に「がんばれキッカーズ」というコロコロコミック連載のサッカーアニメが裏番組であってん。
で、めぞんをビデオにとってキッカーズをリアルでみてた。
このころはよかったけど、塾がこの時間帯に入ったため、なにを思ったか
「おれはめぞんを捨ててキッカーズをとる」
とかいって見なくなってしまってた。
かなり後悔やね、いや、まじで。
でも、最終回付近はみてた。
あれ、でもこのときも塾はこの時間帯で変わってへんかったよな。
キッカーズが終わってめぞん一筋でいけてたんか?
とりあえず三鷹さんが退場していくあたりからビデオをとってた。
しかも今と変わらず上書きをせずにずっと毎週の分残してました。
あのビデオどこいってもたんやろう、うーんと昔の話やけど。

で、コミックのほうはいつ出会ったかというと・・・いつやろ?
中1の時に友達が「マンガのほうのめぞんって終わったんやって」
という話をしてたときはどこで連載してたかもしらへんかった。
でも、あるとき見つけたんやろな、本屋さんで。
それからはもう、毎月1000円の小遣いでもらった日に2冊買って小遣い終わり。
でも全然それで満足してたよな。
最終巻をどこで買うたかも覚えてる。
加古川のドライブイン長沢とかいうところの本屋さんや。
初めて全巻そろえたコミックやね、次はオレンジロードやったけど。

「めぞん一刻完結編」が上映れたのがこれまた中1の時。
見に行きたかったなあ、金がなくていけへんかったねん。
当時めぞんが好きな女の子がいて、
「映画行きたいけど相手がおらへん」とか言ってて、おいらは
「映画行きたいけどお金があらへん」とか言ってた。
いや、若かったね、今ならどんなことをしてても一緒に行ってたのに。
あ、でも行かへん方がよかったかも。
なぜなら完結編みて号泣してたもん、同時上映の「うる星やつら完結編」で・・・

で、完結編はレンタルして(レンタル嫌いのおいらが初めてレンタルしたビデオ!)みたんよな。
このころは当然ビデオは一台しかなくて、ダビングなんかできひんかった。
当時とったおいらの行動は、カセットテープに全部録音するということだった。
しかも録音中、音を立てないようにじっとこらえたまま・・・。
この映画をみて違和感を覚えたのは二階堂君。
こいつ、アニメには出てへんかったんよね、だれやこいつ?ってな感じ。
それとオマケでついてた完結編の予告編で使われてた曲。
実はアニメ最後のオープニングテーマなんやったんやけど、本放送のビデオでははや送りしてきいてなかった。
そういや、完結編の主題歌「硝子のキッス」を歌ってた姫乃木リカって今なにしてんねやろ?

学生時代大阪のほうでは「ヒーローは眠らない」という番組をやっててはよめぞんをやらへんかなとかずっと思ってた。
この話をすると「なんで五代くんがヒーローやねん!」ってつっこまれる。
なんでやねん、五代くんは十分ヒーローじゃ!
なにもとりえもないしがない浪人生だった主人公が、さまざまな苦労をのりこえ、ついに幸せをつかむ。
これがヒーローといわずなんと呼ぶ!
五代くんは十分ヒーローの資質を備えていますともさ!(力説)

結局アニメを全話見たのは大学に入ってから。
先輩が好きで、今ダビングしてるところ、っていうからお願いしてダビングしてもらった。
そのビデオはいまでも八王子にもってきてるよ。

なんや思い出話ばっかりやな、少し話をかえて。
好きなキャラクターはもちろん四谷さんですな。
おいらの生き方には四谷さんの影響をうけたぶぶんがすくなからずあるよ。
何を考えているかわからない。
他人の迷惑かえりみず自分の楽しみを追求する。
すばらしい生き方じゃないですか。
ああいう、謎な人物になりたいです、今でも。

好きな女性のキャラクターやったら誰になるんやろ?
こずえちゃんかな、やっぱり。
だれや?八神やろ、とか郁子ちゃんやろ、とか言うとるやつは?
いや、ごめん彼女たちも好きです。
でも管理人さんよりもこずえちゃんの方がええなあ。
そういや高校時代の後輩にこずえちゃんにかぶってる女の子がいたな(遠い目)。
五代くんはこう思うときがありました。
「管理人さんがいなければ君を一番好きになったのに」と。
贅沢言うなー、あんなええ子おらへんよ、君。
じぶんの婆ちゃんに「私毎日おばあちゃんの肩をもんであげる」とか言うてくれる子がいますか?
私の周りにはそんな人いません。

ああ、でも管理人さんの「本当はね・・・ずっと前から五代さんのこと好きだったの」とかいうセリフを聞いた日にゃ。
そら五代くんでも、たとえこずえちゃんがいたとしても(ほんまはこずえちゃん退場のあとやけど)どうしようもありませんな。
こういうセリフも言われてみたいな(またまた遠い目)。

中学のころ読み初めて年上やった五代くんと管理人さん。
いまではもうおいらより年下・・・
やあねえ、年をとるって。
で、中学せいの時代のおいらから、五代くんと同年代のころを生きてきましたよ。
昔はピンとこなかった管理人さんの「がんばってくださいね」お守り。
大学受験の時には妙に実感あったな。
おかげで就職活動のときにもめぞんを読もう!と意識してよんだったっけ。
おいらも立派に社会人になれたよ。
で、このときはまた読み返そうと思ってるときがある。
それはプロポーズするとき(いつかはしらん、いや、ほんまにしらん)。
めぞんの中での名場面中の名場面やと思うぞ、おいらは。
何度かの失敗の中、最後にはシンプルに五代くんはこう言う。
「結婚してください」
それに対し響子さんは
「お願い・・・一日でいいから、あたしより長生きして・・・ もう、ひとりじゃ、生きていけそうにないから」と答える。
泣けるやありませんか、っていうかあかん、泣けてきた。
読んだことない人、ぜひ見るべきです、見なあかんよ。

ふと、新潟にも行きたくもなってきたぞ。
五代くんのふるさとでもあり、作者高橋留美子さんの出身でもある。
こないだ福島いったから今度は新潟だ。
夏の間にいくぞ、新潟。
新潟にいったらめぞんに関するなにかあったりするんかな?
とりあえず新潟のイメージはめぞんに出てきたイメージなんやけどな。

まだまだめぞんについて語るべきことは多いが疲れたのでそろそろ筆を置くとするか。
でも、これだけは言っときます。
めぞん一刻」は生涯わたしのバイブルでしょう。
それでは長々とおつきあいありがとうございました。

次は心に響くアドベンチャーゲームについてでも熱く語ってみようかね。

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