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その起源だとする説等が有力である

方言で非常に狭いことを表すハンテ |と言うのが

いはハルテルがその由来であるという説
現地の

アイヌ語の水源或いは源流を意味するハアテル或

は判然としない

るが
ハテルの名は風土記から見られ
そ の 意 味


これは
御神体ハテル岩から来ていると思われ
/
いる


現在においては好天祈願の社として知られて


古来この社の秋祭の際には雨が降らないといわ
/
うにも
山から昇る朝日のようにもみえる

その様は人が上半身だけをだして埋もれているよ

び出た岩の上に丸い岩が危なげに鎮座していて


ハテル岩は晴照岩とも書き
地面から大きく飛
/
ある


このハテル岩を御神体と仰ぐのが
晴天社神で
/
玉砂利の向うに有名な奇岩ハテル岩が垣間見える

いると
目の前が急に開けたかと思えば
真白な


熊野川∧新宮川∨の支流
北山川を奥深くわけ
/
・所在
和歌山県
河北山村
字神宮

・祭神
山司之雄∧ヤマツカサノオ∨

・祭神
晴暁主命∧ハレアカツキヌシノミコト∨
/ /

晴天神社

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晴|
天| 神| 社| へ|
/ / / / 民明書房刊
土着信仰と神道
より
/
全てすばらしい秋晴れが記録されている

後十五年間程秋祭が復活していた間
秋祭の日は


なお
これは余談であるが
第二次世界大戦前
/
されている

現在の様な人形様のものに変化したものであると

現わした物であるが
全国に普及していく過程で

人形ではなく
この社の御神体であるハテル岩を

る坊主は
もともとは一般で思われているような

代までは庶民の手軽な晴乞いとされていたてるて


また
現在ではややすたれてはいるが
江戸時
/
往時を忍ばせている


狭い谷間全体に敷き詰められた玉砂利だけが

さの残る三月初めの例祭の時以外は静寂に包まれ

仏棄釈の洗礼を受け
現在では年に一度
まだ寒

いをみせた当社も
御多分に漏れず明治時代の廃

験所
また山で働く人たちの社交の場として賑わ


鎌倉時代から江戸時代にかけて修験道の一大霊