2008-12-05 Freitag
車の走行距離が70,000kmを越えた。中古車だけど、最初は30,000kmだったわけで。ドイツに来てから地球一周したわけだ。

2008-12-06 Samstag
久々の麻雀。ドイツでは初のAwayだったからか?しょぼいチョンボのせいか?初めてへこんで終わった。でも楽しかったから良し。

2008-12-07 Sonntag
今年一杯で帰任する同僚のバイバイパーティ。自分もそう遠くはないからか、寂しさは全くなし。日曜日の昼のRatskellerが賑わってるってのは結構意外だった。

クリスマスマーケットで2008のマグカップをゲット。もう3つ目、でもこれが最後か。そういう寂しさはあるな。

2008-12-08 Montag
VHS最終日。結局、当初期待したほどは喋れない。でも4月に始めたときと比べれば大きな進歩があった。まあ、そんなもんかな。

次は来年2月から。また行く、かなあ。

2008-12-09 Dienstag
久々にすし屋に行った。冬なので熱燗を頼んだんだけど、どうも味が薄い感じ。結構飲んだのに全然酔わなかったし。同僚も同意見。水で薄めてる疑惑が。

刺身の量も減った気がするし、寿司も小さくなった気がするし。そうなるとなんとなーく味も落ちてるような気がして。価格は全く落ちてないわけで。ちょっと足が遠のきそう。

2008-12-10 Mittwoch
テレビでWii Fitを検証する、って感じの20分ほどの特集をやってた。バーチャルってどうよ?本当に意味あるのかよ?っていうような。スキージャンプの選手や綱渡りの名人にWiiをやらせて失敗させたり、逆にWiiでそれなりの結果を出す素人にジャンプや綱渡りをやらせてみて実際にはうまくいかないって言ってみたり。

Wii Fitスタート時に肉体年齢33歳と判定された人が2週間で22歳になったけど、使用前・使用後の体力データを比較したら大して変わってなかった、とか、データを取ってまじめに検証してるのも面白い。

で、締めの言葉は「現実の世界は全く違う」

そりゃそうだろ。

それにしても、綱渡りはともかく素人にジャンプさせるってのは、すごいと思った。で、番組の後にはさりげなくDSやWiiのCMが流れてた。あからさまやのう。

2008-12-14 Sonntag
なんでか、今週も麻雀をすることに。今回は勝ち。チョンボもなし(普通)。前回の負け分を取り戻した。

2008-12-16 Dienstag
会社の日本人で忘年会。と言っても中華なのでいつもの飲み会と代わり映えはしない。久々に苦しいほど笑ったんだけど、何がおかしかったのかよく覚えてない。忘れるような話のほうがよく笑えるもんかもな。

2008-12-17 Mittwoch
同僚がギリシャの2セントをくれた。たまたま見つけてくれたのかと思ったらどうも新品のコイン。頼んだわけでもないのになぜ?

これでユーロのコイン集めは終了。ギリシャ、もう行かなくてもいいかなあ。

2008-12-19 Freitag
マンションの建設会社がつぶれた。こないだ株価を見て、遠からずこの日が来ることを予感してはいたけど。なんか影響あるのかなあ。

今年はドイツ人とクリスマスマーケットに行ってない。ということで、別のグループの集まりにまぜてもらった。マーケットの人混みの中でグリューワインを飲み、適当な店に移動してビールを飲み。正しい楽しみ方をできて満足。

2008-12-20 Samstag
今日から休暇。

2008-12-21 nedjelja
フランクフルトからザグレブへ。バス、トラムを乗り継いで中心部へ。いわゆるヨーロッパの都市という感じの綺麗な街。失礼ながら少し遅れた国かと思っていたけど、先進国と全く変わらない。

天気が良かったので短時間でもなんとなく見どころを歩けた。クリスマスの飾り付けはドイツとは少し違っていて、これも綺麗。夕食に入ったレストランの店員は感じが良くて、英語も流暢。勧められて食べた肉料理はおいしかったけどドイツ料理と同じ感じだった。

空港に戻り、いざサラエボへ。夜遅かったので空港からホテルはタクシー。宿泊は、紛争中にも営業を続け、世界中のジャーナリストが集ったというHoliday Inn。

2008-12-22 ponedjeljak
サラエボ観光。10年以上が経つけれど、紛争の傷痕はまだ残っている。トラムでスナイパー通りを見ながら終点のイリジャに行き、そこからタクシーでトンネル博物館へ。このあたりにも壊れたままの建物が。

博物館と銘打ってはいるけれど、そこは個人の家という感じ。ひっそりしていたのでまさか休み?と思ったらタクシーの運ちゃんがドアをノックして館長(というほど大げさでもないけど)を呼び出してくれた。貸し切り。ここでサラエボがどう包囲されていたのか、なぜトンネルが必要だったのかを初めて知った。国連は何もできなかったのだな、と。

ホテルに戻って、オリンピックスタジアムに向かって街を歩く。坂が多くて雰囲気のいいところだけど、そこら中の建物に弾痕が残っていた。しばらく歩くと、オリンピックの記念塔と新しい墓が林立しているのが見えてきた。少し前に映像を見て、どうしてもこの目で見てみたくなった光景がそこにあった。

墓の近くに市場があった。生活用品から食料品まで、何でも揃うといった感じ。ソムンというパンを買ってみた。もちもちして旨い。ピタという、肉をパイのように薄くした生地で包んで焼いたものを食べてみた。肉の旨みが出てて、かなりのお気に入りになった。

明日の鉄道とバスの確認のため、駅へ。鉄道の切符は問題なく買えた。そしてバスターミナルの窓口でザグレブ行きの切符を買うために英語で話したら、Sprechen Sie Deutsch?と聞かれた。一瞬戸惑いながらもJa、と言ってそれからはドイツ語会話。英語がダメでドイツ語が役に立つというのにちょっと感動。

トラムで旧市街バシチャルシャへ。ここはヨーロッパの旧市街とは違って独特の雰囲気。イスラム教のモスクがあるからかな。そのわずか数百メートル先にセルビア正教の教会、ローマカトリックの教会、さらにはユダヤ教のシナゴーグまである。

このあたりには名物チェバプチチの店がたくさんある。賑わう店のひとつに入って食べてみた。これもおいしい。ただ、イスラムだからかビールを置いてなかったのが残念。他にチェバプチチとビールの写真が出ている店があったのは、うちはビールを出しますよ、というアピールなのだろうか。

近くの丘に登り、街を見渡してみた。サラエボが山に囲まれた街だというのがよく分かる。墓が林立しているのはオリンピックスタジアムの近くだけではなかった。至る所に、白い柱の立った墓地が点在している。

遅めの昼食にしたチェバプチチが結構なボリュームだったので、夕食は気に入ったピタとワインを買ってホテルで軽く済ませることに。ピタには肉の他にチーズ、ポテト、ほうれん草の4つの味があることが分かったので全部買ってみた。・・・結局軽く済ませてない。

今日は素朴な人の良さをいろんなところで感じた。道が分かりにくくてきょろきょろしていると通りかかった人がなんとなく教えてくれたし、トラムに乗ったときには若者が自然に年配の人に席を譲っていた。店の人も総じて愛想が良くて親切。一日でサラエボのイメージが来る前と全く違ったものになった。

2008-12-23 utorak
まだ暗いうちに行動開始、モスタルへ。美しい橋で有名なそこは、世界遺産の番組を何度も見返して、ぜひ訪れたいと思っていた街。

サラエボ・モスタル間の鉄道ルートはヨーロッパでも屈指の景勝ルートで、いくつもの湖、トンネル、スイッチバックがある。鉄道に乗っていて、反対側の車窓に見えた景色が今度は自分の居る側で見えるというのは初体験。たぶん鉄っちゃんにはたまらないコースだろう。川沿いを走るといくつものダム湖もあり、まさに景勝ルート。何より日が昇ってから晴れてきたのが良かった。

モスタルに着き、歩く。テレビでは旧市街しか見なかったので、駅からしばらくは普通の街というのが予想外だった。でも、戦争の傷跡がいたるところに見られるというのは普通ではないな。取り壊すこともできずに放置された廃墟がいくつもあった。

そして、橋が見えた。映像では何度も見た光景だけど、いや、だからこそか、実物を目にした感動は相当なもの。橋は勝手に作り上げていたイメージよりは幅が狭く、小さかった。でもそれがまた良かった。ほとんど観光客が居なかったので、橋とそこからの風景を存分に堪能できた。

適当なレストランで早めの昼食。天気が良かったので外の席で。猫が何匹も居た。特に好きでもないのだけど、寄ってきたので可愛がっていたら突然、まだほとんど手をつけていない魚を奪われた。最初からそれを狙っていたのね・・・

川の周りを歩いて、いろんな角度から橋を眺めた。どこから見ても美しかった。

橋博物館に行くと、ゲートが閉まっていた。近くの店で聞いてみると、休館とのこと。ガイドに月曜休館って書いてあったからわざわざ昨日と日程を入れ替えたのだけど。諦めて別の見どころ、トルコの家に行ってみたら、そこも休み。オフシーズンはどこも気まぐれオープンらしい。観光客が少ないのはありがたいけど、これは残念。モスクはさすがに開いていて、その塔から橋と素晴らしい景色が楽しめた。

帰りはバスで。すぐに日が沈んだのもあって、ほとんど寝ていたらサラエボに着いた。

旧市街で夕食を。入ってから、これはハズレかも、と思った路地裏の店は、予想に反して大当たり。柔らかく煮込んだ肉がとてもおいしかった。お店のおばちゃんはケルンに住んでいたことがある人で、いろいろ話していたらデザートを振舞ってくれた。砂糖を煮詰めたそれは甘すぎて口に合わなかったけど、嬉しかった。

ホテルで荷物をピックアップし、夜行バスでザグレブへ。

本日の世界遺産:モスタル旧市街の石橋と周辺

2008-12-24 srijeda
バスは快適、という情報があったのだけど、学生時代に何度もお世話になったスキーバス並。特別快適でもない。何度かの休憩を挟み、国境へ。ボスニア・ヘルツェゴビナを出国し、クロアチアに入国。入国の際、前に座っていた3人の男が呼び出されてバスを降りた。そして彼らの帰りを待たずにバスは出発した。いったい何があったのだろう。

夜が明けたころ、バスはザグレブに到着。3日前に使ったバスターミナルから空港に行き、レンタカーを借りた。これから8日間の愛車はOPEL CORSA 1.2。

スロベニアに向けてドライブ。少し走るとすぐ国境があり、数時間前に入ったクロアチアを出ることに。車で国境を越えたことは何度もあるけど、パスポートコントロールが必要なのはヨーロッパでは始めて。いつものドイツ周辺では10数年前にあった国境がなくなっているというのに、ここにはなかったものができている。

首都リュブリャーナはきれいな街。でも今回は目的地ではないので中心部を通り抜けるだけにして、シュコツィヤン鍾乳洞へ。子供のころの愛読書、ドラえもんにいくつか地底の話があったせいか、洞窟にはなんとなく惹かれるものがあり。

ツアー開始を待つ間に歩いた地上も良かったけど、地下にはもう、想像を超える大空間が広がっていた。ガイドについて歩く90分のツアーで、客は全部で8人だけだった。さらに英語は自分たちだけで、他はみんなイタリア語。おかげで専属ガイドを付けたよう。ちなみにシーズンの夏は70人以上のグループになることもあるらしい。

美しい風景の中をドライブし、本日3回目の越境、2回目のクロアチア入国。宿泊地、ポレチュへ。少し苦労してホテルにたどり着き、朝、昼が粗食だったのですぐに夕食。ホテルのレセプションのお勧めのレストランへ。ウェイターは愛想が良く、分かりやすい英語を話す青年だった。で、彼のお勧めのアンコウの煮込みを。感動的に旨かった。

夜の旧市街を少し歩いた。クリスマスイブだからか、静かで、夜の海と狭い路地の雰囲気がすごく良かった。

本日の世界遺産:シュコツィヤン鍾乳洞
本日の走行距離:338.6km

2008-12-25 četvrtak
快晴。朝食を済ませ、ポレチュの街を歩く。まずは世界遺産、エウフラシウス聖堂を見学。モザイクが素晴らしい。そして路地を散歩しつつネプチューン神殿跡へ。「跡」というのに偽りはないようで、ただ石が転がってた。

海沿いを歩くと、水が青く澄んでいてとても美しかった。

そしてロヴィニィへ。ここは小さな半島が旧市街。外から見ると島が海に浮かんでいるよう。中を歩くと起伏があって楽しい。頂点の教会は冬季休業とのことで、残念ながら塔には登れなかった。

昼食はレストランでシーフードのスパゲッティを。ソースにコクがあってとてもおいしい。でも量が多かった。付け合せにほうれん草とポテトを頼んだのが余計だったらしく、うまいからと全部食べてしまったせいで苦しくなった。

当初はプーラに行くかな、と思っていたけど、ガイドブックの写真に惹かれ、天空の城?モトヴンへ。ここも外から見て良し、中を歩いて良し。オーストリアナンバーの観光バスも来ていた。山の上だからか風が強く、寒かったけど気持ちが良かった。

この辺で日が暮れて。夜道を走ってリエカへ。ホテルを探すのが大変だろうな、と思いながら中心部を走っていたら、あっさり目の前に現れた。それから車を止めるまでが大変だったけど。

遅めの昼食が完全に食べ過ぎだったので、夕食は部屋でワインとおつまみ納豆だけになった。

本日の世界遺産:ポレチュ歴史地区のエウフラシウス聖堂建築群
本日の走行距離:186.5km

2008-12-26 petak
リエカはクロアチア最大の貿易港で、川崎と姉妹都市。なんて話は川崎にいるころは全く知らなかったけど。

朝食後、ホテルの裏からペタル・クルジッチの階段を登って景色の素晴らしいトルサット城へ。ちょっと大変、とは歩き方に書いてあったとおり。でもそこからの眺めは確かに素晴らしかった。

行きとは違う道を通って帰る途中、開いている小さなスーパーを見つけた。クリスマスでほとんどの店が休みという中、午前中だけ営業していた。今日からアパート泊、食材が買い込めてラッキー。

リエカの中心部をなんとなく走りながら見て、トロギールに向かってロングドライブ開始。晴天の海岸線は海も山もともかく綺麗。風がものすごく強くて、海面に巻き上げられた飛沫で虹が見えた。強風のため、いくつかの区間は2輪や牽引車が通行止めになっていた。

ザダールからは高速。ほとんど車が走っていなくて快適。

高速を降りてしばらく走り、峠を越えたその瞬間、夕暮れ直後のトロギールの夜景が視界に飛び込んできた。実に美しかった。

アパートは家族経営。主人も息子も親切な感じ。そして奥さんが部屋にウェルカムワインを持ってきてくれた。部屋は広く、快適。早速いただいたワインを飲みながら支度をし、さらに買ってきたワインを開けて夕食。自炊万歳。

本日の走行距離:339.2km

2008-12-27 subota
部屋で朝食。アパートは気楽でいい。

昨日買ったダルマチア音楽のCDをかけて、シベニクまで海岸線をドライブ。風景と音楽の相性がぴったり、雰囲気が出ていい。途中、ロヴィニィみたいな半島があった。このあたりの海岸線にはこういう街が多いのかな。

シベニクに着いて、まずは聖ヤコブ大聖堂へ。なんとなく歩き、いい雰囲気の路地、階段を登り、うろつく。が、見つからない。犬を連れた人に聞いてみたら親切に教えてくれた。ぜんぜん違う場所、というか車を止めたあたりだった。戻ってみると確かにそこにあった。なんで見過ごしたかな。

聖ヤコブ大聖堂は独特の形をしていていい感じ。写真を撮ろうと近くの階段を上っていたら、若者に日本語で話しかけられた。一人はちょっと話せると言っていたけど、去り際に他の二人もすごく自然に「さよなら」と言ったので驚いた。

適当に路地を歩く。クロアチア沿岸の旧市街はどこも俺好み。聖フランシスコ教会は中のクリスマスツリーの飾り付けがいい感じだった。

空腹を覚え、昼食にすることに。レストランを決めかねて、海岸をずっと歩き、結局ずっと戻って最初に見つけた店に入った。まあ、悪くはなかったけどこれまでに入ったレストランと違って感動はなかった。

シベニク観光を終え、次はクルカ国立公園へ。ここは完全にノーチェックだったけど、会社の同僚が教えてくれたところ。滝好きとしてはたまらない。高低差のあるものはないけれど、辺り一帯の傾斜に川が流れていて、何段もの滝を形作っている。木道が整備されていてその中をぐるっと歩けるのが良かった。

帰り道、峠を越えたところで今日は車を止めて夜景を堪能。アパートに車を止め、トロギール旧市街に散歩に出かけると、街のシンボル聖ロヴロ大聖堂で結婚式をしていた。

教会での誓いの後、外でアコーディオンの演奏に合わせて参列者が大声で歌う。しばらく待つとたった今結婚した二人が出てきて一緒に歌う。幸せな空気。きっとこれが伝統的な結婚式なんだろう。一部始終がプロのカメラに収められていて、こういうところは近代的やのう、と思ったが。

夕食は今日もアパートで。飯が旨い、ワインが旨い。

本日の世界遺産:シベニクの聖ヤコブ大聖堂、古都トロギール
本日の走行距離:169.5km

2008-12-28 nedjelja
曇り。

そのせいか、さあ、出かけるぞ!という気分にならず、部屋で朝食を取ってのんびり。でも魚市場には行きたい、ということで終了間際に出かけた。わずかにやってたお店のおばちゃんは、流暢な英語を話し、さらには「ちゃんと勉強してるからね」と言って各国の文化について語った。失礼ながら、ものすごく意外だった。そのおばちゃんはなぜか、タダで魚をくれた。日本人プレミアム?

別の店で見事な鯛を購入。冷静にユーロ換算してみると決して安くはなかったけど、まあ良し。向かいの市場で野菜を買うと、商売上手なおばちゃんに必要以上に買わされてしまった。・・・まあ良し。

で、スプリット観光を取りやめてアパートでのんびりすることにした。魚祭り。旨いワインと共に。

本日の走行距離:0.0km

2008-12-29 ponedjeljak
当初予定では今日は早起きしてフェリーでフヴァル島に渡る予定だったけど、昨日スプリットに行かなかったので予定変更。渡島は中止。

3泊してようやく、昼間のトロギールを歩いた。夜に少し歩いたので危うく行かずに済ませてしまうところだったけど、すごくいい。ポレチュやロヴィニイの旧市街と似たところは多いけど、車の入れない小径はとにかく好み。

スプリットの旧市街は、世界史で習ったディオクレティアヌス帝が作った宮殿が残っている。その名前が出てくるだけで、何かすごい。残念ながら大聖堂には入れなかったけど、宮殿の地下を見てさすがローマ皇帝、なんて思ったり。

そしてドブロヴニクまで海岸線ドライブ。またしても晴天に恵まれ、素晴らしい景色を堪能。日が暮れてから国境を越えボスニア・ヘルツェゴビナに入り、わずか10kmほど走って再びクロアチアへ。

ホテルにチェックインし、バスで旧市街へ。ライトアップが美しい、さすが有名観光地。人に勧められたレストランに行ってみると、他に日本人客が二組。さすが有名観光地。食事はこれまた旨かった。

本日の世界遺産:スプリット史跡群とディオクレティアヌス宮殿、ドブロヴニク旧市街
本日の走行距離:252.1km

2008-12-30 utorak
快晴。昨日は真っ暗だった窓の外には青い海が。年越しだし、ってことでちょっと奮発していいホテルを選んでよかった。朝食ビュッフェも充実。

今日は日帰りでモンテネグロへ。湾沿いの道からはドヴロブニク旧市街が実にいい感じで見えた。国境を越えてモンテネグロに入ると、街並みは少し雑然としていて、走っている車は古いものが多くなった。ただ、その先の自然は海と山がものすごく近くて、素晴らしかった。

そんな地形に位置するコトルはこれまた実に好みで。街の雰囲気もさることながら、背後に迫った山に城壁や教会が建っているのが実にいい。少し山を登ったところから眺める街並みもまた最高。

コトルでずいぶんのんびりしてしまったけど、欲張ってブドヴァにも足を伸ばす。やはりここにも、城壁に囲まれた旧市街がある。ここは夕日に染まるビーチからの海と城壁が良かった。

帰り際、旨くて安いというモンテネグロのワインを買いにスーパーに立ち寄った。スーパーはまだ出来て間もないのか、ドイツのものと全く変わらない雰囲気。さらにはユーロが使えるので楽。ただ、物価は決して安くない。安いワインもあったけど、ドイツでもまず見かけないような高価なワインが数多くあった。あまりお金を持っていない国のはずなのだけど。

夕食は今日もドブロヴニク市内のレストラン。歩き方を見ていったせいもあるかもしれないけど、やはり日本人客が他に二組。やっぱりヨーロッパで暮らしてる人かな。隣に座っていたおばちゃん三人組がなんか気になった。

本日の世界遺産:コトルの自然と文化 - 歴史地域
本日の走行距離:233.4km

2008-12-31 srijeda
夜更かしをしたのでルームサービスを頼んでみた。頼み方がよく分からなかったからではあるけど・・・ぜったいレストランのビュッフェのほうがいい。

滅多に鳴らない電話が鳴った。誰かと思えばレンタカー会社。夕方に港の営業所に返すことになっていたけど、今日はさっさと店を閉めるので夕方にホテルまで取りに来てくれるそうだ。それはありがたい。

今日も快晴。スルジ山に登り、街を見下ろす。来るまでは、ドブロヴニクは特に有名ではあるけれど今までに見てきた街とそう変わらないのかも、と思ってた。でも特に有名なだけのことはあるな、と納得した。アドリア海の真珠は美しい。

続いて、二日前に暗闇の中走ってきた道を戻り、ストンへ。ここは長い城壁が綺麗に残っていることと、蠣の産地ということで有名らしい。城壁より蠣期待で出かけた。期待通り、道沿いに大晦日ながらも営業してる店があって、その場で蠣を開けてもらって食べた。幸せ。

城壁に登って景色を見た。いい眺めだった。でも城壁を降りて車に戻ったらなぜかどっぷり疲れが。

さっき食べたけど、やっぱり蠣は白ワインだろう。ホテルに買って帰ってワインと一緒に楽しみたい。ということで、隣町のマリストンへ。やはり期待通り、開いている店がひとつ。で、買って帰った。

ホテルで蠣を開けてみた。残念ながら持ってるツールではかなり厳しい。せめてナイフを借りようとレストランに行ってみると、開けてくれるとのこと。しばし待つと、綺麗に皿に盛りつけられてルームサービスが届いた。さすが高級ホテル。

蠣とワインを楽しんだら眠くなった。ま、このまま年越しでもいいか、と思いながらまどろんでたけど、だんだん元気が出てきた。そこで年越しそばを食べて、いざ旧市街へ。

旧市街に向かうバスはこのときだけはサービスらしい、無料。粋だな。カウントダウンに向かう人でバスは一杯になった。街も昨日とは打って変わって、ものすごい人。夜の街を散歩して12時を待った。

10分ほど前にはメインの通りは人であふれていた。そしてカウントダウンが始まった。数を数えているのは分かるんだけど、そこはクロアチア語。今いくつなのか分からない!って言ってたら花火が打ち上げられた。

もう、最高の盛り上がり。近くにいた人がシャンパンをご馳走してくれた。なんでか、一緒に写真を撮ろう、という人も居た。みんなすごくいい顔をしている。とにかく嬉しそうに、Happy New Year!と言って握手を求めてくる。もちろん応える。

ただ新しい年を迎えるということが、これほど幸せに満ちたことだと感じたことはなかった。

本日の走行距離:153.2km