2006-05-01 Montag
今日は休み。メーデー。なのに朝7時過ぎに目が覚めた。そして天気がいい。ということで、近いうちに行こうと思っていたMünsterに出かけることに。

まずは祝日の10:00前に車が出せるか、というテスト。こないだ悲しい思いをして以来、駐車場のカードは部屋に持ち帰るようにしている。カードを通したら駐車場に入れた。ゲートも開いた。ふう、これで今後も安心。

Münsterへの最速ルートはたぶんアウトバーンなんだろうけど、今日はあえてのんびり、ナビも使わず最短ルートの国道で。道中の風景を見ながら、2ヶ月前はこれで感動してたよなー、と、ずいぶんと見慣れてしまったことに気づいた。

街に入るとそれっぽい建物がたくさん見えた。とにかく駐車場、ってことで適当に置き場を見つけて、歩く。駐車場のすぐ近くにガイド表示があって、見所はなんとなく把握できた。さすがに歴史のある街だけあって、中心のドームは立派。中に入ってひと回りして、ベンチに座ってガイドブックを読む。ここの天文時計が見所らしい。時刻のほかにカレンダーにもなり太陽や惑星の位置が分かる一大発明だそうだ。一度見たけど、もう一度じっくり見ておいた。

おなかもすいたので、外に出て、ガイドブックに乗っていたマルクトカフェでブランチビュッフェ。9EURでいろいろ食べ放題。おいしい、満足。

腹も落ち着いたところで引き続き観光。バイオリンとアコーディオンで合奏している人がいた。こっちでときどき見かける路上ミュージシャンは、街の雰囲気を盛り上げる役割も果たしてるかも。生演奏をBGMに観光なんて、なかなかの贅沢だな。

俺好みの建築物も多い。中でも気になっていたのが、その昔自らを王とした宗教を作って懲らしめられた人が見せしめのために入れられた檻がつるされてるという教会。高い・・・あんなとこにつるされたのか。たぶん殺されてからだろうけど。

デモを見た。かなり盛り上がりに欠ける感じだったけど、いちおうメーデーらしい。

旧市街はそれ自体が公園という感じ。散歩をする人、ジョギングする人、自転車の人、ローラースケートの人。ちょうど緑が出てきた時期でとても気持ちいい。茶色いうさぎを見かけたので思わず写真を撮ってしまった。街中とは言え、うさぎも暮らすほどの自然の多さがすばらしい。八重桜?のような花も、何箇所かで咲いていた。

歩き疲れて街中の観光を終了。郊外にあるという城を見に行くことに。移動してたら空が曇ってきた。行った先の城も、2ヶ月前なら感動してたのかなあ。その次の城も、いい感じだなあ、と思いながらも空の色と同じくいまひとつ盛り上がりに欠ける。3つ目の城への道は通行止めになっていた。ちょっと回り道すれば行けたかも知れないけど、かんたんに諦める気になった。

で、途中でものすごく眠くなったので小一時間寝て、帰宅。ハンバーガーでも買って帰ろうと思いつつ道を間違え、ま、いいかと思って駐車場へ。そこですぐ近くにあるのに行ったことのないピザ屋に気づいて、行ってみた。4EURでピザとビール。特別ではないけど安いしうまいし、今後はファーストフードに行くくらいならここに来よう。

2006-05-02 Dienstag
会社帰りにチャリをこいでたらおまわりさんに注意された。歩道を走るな、車道にいけ、と。想像以上にルールは明確らしい。

スーパーで買い物。家にはパンがあるけどなんか食べる気がしない。さて、何食うか・・・と思いながらうろうろするも、どれもぱっとしない。昼食が少し脂っこかったからかなあ、とも思ったけど、実は飽きが来ているのではなかろうか、と気づいた。そういえばこっちに来て3ヶ月が過ぎた。昨日のMünsterも、感動が薄れ気味だったし。

これはまずい。と思って帰り道、いつも以上にきょろきょろしてみた。いつもの通りの緑がすごく綺麗になってきていた。見慣れた家の屋根も、けっこういろんな種類があることに気づいた。あらためて、ドームが綺麗に見えた。

まだまだ、これから。

2006-05-03 Mittwoch
会社を出るときに、いつものように外の空気の冷たさに少し身構えた。でも中と同じ空気だった。あらためて、春到来。

やっとベルリン旅行の残り、4/164/17の日記を書いた。あと、Kölnの日3/5に追記して写真を載せた。

ふう。やっとやり残したことを済ませたよ。でも今週末また出かけるのだな。

2006-05-04 Donnerstag
明日から2泊でロンドン。というわけで、ガイドブックのコピーをとって、それを読みつつ飯を食うため、近所のピザ屋にまた行ってみた。

今日はナントカ(忘れた)の日、って書いてあったので何?って聞いてみた。月曜~金曜まで、ピザの日とかヌードルの日ってついてて、そのメニューがちょっと安くなるんだそうだ。で、ナントカを頼んでみた。焼肉定食みたいなもんだった。米ではなくポテトフライだけど。ま、うまかった。けど多かった。

2006-05-05 Freitag
朝4:00起床。PaderbornからLondon(Stansted空港)へは1日1便しかない。日によって時間が違ってて謎だけど、今日の便は6:20発。1時間前にチェックインしなきゃならんのでこんな時間に起きるはめに。

なんとなくナビを使わずに空港に向かい、ほどなくして迷った。そして結局ナビに導いてもらう。難解なルートを走らされた。自力ではムリだな。空港に到着し、少しあせりながら空いている駐車場を探す。野ざらし駐車場は無料、ありがたい。

で、チェックインして。あたりまえだけどパスポートコントロールがあるんだな。飛行機に乗って。飛んで。わずか1時間でイギリス。時差も1時間なので、出た時間と着いた時間がほぼ同じ。機内でStansted Expressのチケットを買ったので、電車に乗ってあっさりロンドンはリバプール・ストリート駅に到着。簡単だなあ。そこでようやく両替。

英国ですから。そりゃ当然全部英語なんだけど、なんか違和感がある。普段ドイツ語しか表示されてなかったり、通じなかったりすることがしばしばあるので、ああ、旅行者のために英語があって親切だなあ、って思ってしまう。いつもは英語で話してもらうと申し訳ないなあ、って思いがあるので、すごく楽。

ストーンヘンジを見たかったので、拠点の町ソールズベリに行くためにウォータールー駅に地下鉄で移動。さ、切符買うか、と思ったら3ポンドって書いてある。3ポンドって600円よ!?何かの間違いかと思ったけどそういうものらしい。噂には聞いていたけど、ロンドン、物価高すぎ。

ロンドンの地下鉄にはチューブって愛称がついてる、ってのは知ってたけど、ほんとにチューブ感があるのは知らなかった。チューブ、って感じの狭いトンネルの中をトンネルの形に合わせたような丸い列車が走る。車内も実に狭い。中心でも2mはない。丸いので、端に行くとさらに低い。

ウォータールーでソールズベリ行きの切符をくれ、と言ったら、ソールズベリに行きたいのか?ストーンヘンジに行きたいのか?って聞かれた。ストーンヘンジだ、と答えたら今日は閉まってるぞ、と。土日祝日しか開いてないらしい。ガイドブックにはそんなこと書いてなかったけどなあ。まあ行く前に知れて助かったけど。

ということでロンドン観光の日に変更。日本語ツアーに参加してみようと思ってガイドブックに載ってた旅行会社に電話。2件かけてみたけどどっちも9:00に出発しちゃったからダメだって。

ま、それなら、と散歩。てきとーに歩くといい感じの建物がいっぱい。大観覧車とか、ビッグベンとか。公園には野?リスがいた。鳥もやたらと多い。鳥のやってくる池の周りはロープが張ってあって自然保護区?になってた。天気も良くて気持ちいい。

公園を進むとバッキンガム宮殿に到着。やたら人が多かった。ということは衛兵の交代式とやらがあるのだな、と思い、せっかくなので待ってみた。すぐ近くを馬が通っていった。馬、とても優雅なのだが、走りながら糞を落としていく。普通に自動車の通る舗装路に糞、糞。気にしてもしょうがないのか。

式が始まるとみんないっせいに写真を撮る。今日この場所だけで何万~何十万という写真が撮られてるんではなかろうか。そういえばデジカメって日本製ばっかりでは?

ここの衛兵ってこれだけで生計立ててるんだろうか。いくらもらえるんだろう。結構な人数がいるけど、普段はおまわりさんだったりするんだろうか。アルバイトだったらなんか微妙だし、かといって見世物のためだけに雇ってるのもなあ。

最後まで見ることもないや、と思って移動すると、観光バスのバス停があって、切符売りの人が居た。20ポンド払ってビッグバスという老舗(らしい)のツアーに参加。2階建てバスの席は天井なく、天気も良いのでとても見晴らしがいい。ガイドは英語だったけど別に聞かなくても見てれば楽しい。

ちょっと走ったら終点。別のバスに乗り換えて再出発。見所をまわってくれるので楽ちん。中心部はかなり渋滞してて、のんびりのツアー。じっくり見れていいけどちょっと眠たくなり、半分寝ながらの観光。

このチケットは乗り降り自由。さらにテムズ川クルーズもついてる。なんでか知らんがクルーズの開始地点、ロンドンタワーのすぐそばでみんな降ろされた。小腹が減ってたのでそこでソフトクリームを買って食べる。2.50ポンド、やっぱり高い。名物フィッシュ&チップスも食ってみる。5ポンド、高い。で、腹も落ち着いたところでクルーズに参加。

テムズ川はけっこう汚い。雨が降った後なのか、もともとなのかは不明だけど。でも船から見える景色、主に建物はすばらしい。

クルーズを終えて、今度は日本語音声ガイドの聞けるバスに乗ってみた。やっぱりガイドはあったほうがいいな、と。また半分寝ながらバスツアー。終点に向かうちょっと前で道路が封鎖されていて降ろされた。何があったのかは分からず、気にせず。友達との待ち合わせ場所から近い場所だったのでちょうどよかった。

待ち合わせまでには少し時間があって、眠かったので、でっかい公園に行って昼寝した。広いからすぐ近くには座らないですむけど、すわってくつろいでるのはカップルばかり。なんでこうヨーロッパのやつらはみんな揃いも揃っていちゃついてるのかね。ひがんでもしょうがないけどさ。

起きて15分ほど歩き、友達と合流。さらにその友達のフランス人と合流し、3人で飯。タパスとかいう小皿料理があって、居酒屋みたいにいろいろ注文できた。たいていの店ではいろんなものをちょっとずつ食べることができないので嬉しい。この店特製?のサングリアも旨かった。友人いわく、俺の作るやつのほうがうまい、だそうだが。

食事中。俺とフランス人の会話。

フ:「明日は何するの?」
俺:「ストーンヘンジに行く。」
フ:「何があるの?」
俺:「石。知らんの?」
フ:「知ってるけどさ。石見て楽しい?」

そんなみもふたもないことを言わんでくれ。

飯を終えて、俺の希望でパブへ。いわゆるロンドンのパブってやつに行ってみたかったのよ。そこでフランス人の彼女と合流して4人でワインを飲みつつ歓談。しかしこいつらも、よくいちゃつく。ヨーロッパ人がやってると違和感ないけどさ。

パブは意外にも健全で、23:00には閉まってしまう。フランス人たちと別れて友達の部屋に移動。いいところに住んでやがる。家賃を聞いてびっくり・・・やはりロンドンは東京よりずっと物価が高いようだ。

ワインを開けて、いろいろ話して、寝た。

2006-05-06 Samstag
頭痛い。そして微妙に気持ち悪い。そんなに飲んだつもりはないんだけどなあ。ということで、なかなか起きてこない友達を起こすこともなく、のんびり朝を過ごす。

スタバでちょっとした食べ物を買って、友人のBMW(年季物)でいざストーンヘンジへ。彼自身は何度も行った(連れて行かされた)らしいけどそこはまあ我慢してもらおう。

ロンドン圏を抜けるのにそれなりに時間がかかったものの、2時間とちょっとで到着。あまり安くない入場料を払い、電話みたいな形のガイドフォンを借りて遺跡の周りへ。昔は柵も何もなかったらしいけど、今はロープが張ってあって石に触ることはできない。もうちょっと近寄って大きさを実感したかったな。ま、凄いっちゃ凄いけどさ。

事前にどこかのサイトで調べたとおり、このガイドがやたら詳しいというか長い。遺跡の周りに表示されてる番号に合わせてガイドを聞くといいようになってるんだけど、普通に歩いたらせいぜい5分のところを(たぶん)30分以上かけてガイドされる。だるくて全部は聞かず。も少し感動する予定だったんだけど。昨日の会話が効いているのか。

友人はどうせ車だから、と半袖半ズボン。遺跡の周りはとてもそんな気候ではなかったので鳥肌立ってた。ロンドンに何年も住んでるのに、そのいい加減さが笑える。

そしてソールズベリへ。単なるストーンヘンジへの中継点としてではなく、イギリスで最も高い尖塔を持つ大聖堂がある。13世紀に建てられた初期ゴシック様式、ってのも俺好みっぽいので寄ってもらった。

なんつーか、実に好みだった。中に入ったときにミサ?をやってたらしく、ちょっと厳かな気分にもなれた。ここでも、書いてあることが英語なので分かりやすくてありがたい。まあ英語でも十分面倒なのでろくに読んでないけど。外装は随分とくたびれてて、歴史を感じさせはするものの、ドイツではたいてい修繕されているのにこれはそうでもないのが多少不思議。ドイツのが手入れされてるのは戦争で見るも無残な状態になったからかなあ。

満足してロンドンに帰り、またフランス人カップルと合流して、俺の希望で日本料理店へ。いわゆるロンドンの中心地を歩き、目的の店に到着。日本人客はいないようだったけど席が空くのを少し待つほどにぎわっていた。焼きうどんを食ってみた。ちゃんと焼きうどんだった。

移動して、割と今時の(だそうだ)パブへ。モヒートという、ミントとブドウを搾ったラム?って感じの酒を飲む。うまかったが、これもやっぱり友人のほうがうまく作るそうだ(本人談)。

街中を見つつ、30分ほどかけて歩いて帰る。ほんと、いろんな人種がいる。アラブ人街、インド人街、あとは知らんけど。日本人かどうかは知らんけど東洋人も多く、Paderbornのようなストレンジャー感はない。人も物も実にバラエティに富んでて、好きな人にはたまらん街だろな。

2006-05-07 Sonntag
そんなに飲んだつもりもないので、今日は頭痛もなく爽快な目覚め。でも友人を起こすこともなくのんびり、ゴルゴ13読んだりして彼が起きるのを待つ。

今日はロンドンの休日を体験、ということで、昼間からパブに行ってビールを飲みながらサッカーを見ることに。1件目のパブはかなりの歴史があるらしく、常連客と思しき方々もかなりの年季物。英国紳士気取り(いや、そのものか)の老人なんかもいて、日曜のパブにスーツにネクタイ着用で来ていた。

ビールを1杯空けたところで別の店に移動。ちょうどアーセナルの試合が始まったところで、目的どおりという感じ。前半が終わったところでフランス人カップルがまたも合流。まあ暇と言えば暇なんだろな。

試合は5位アーセナルが勝って4位のナントカが負けると逆転する最終節。4位以上はヨーロッパカップ?とやらの出場権を得るらしいので、重要な試合。で、ファンにとっては最高の結果になった。ゲーム自体も一時はリードされてたりして、スタジアム(ホーム)は大盛り上がりだったことだろう。ヨーロッパに住むからにはサッカーに多少詳しくなっておく必要があるなあ。

試合が終わったとこで、友人と別れて地下鉄→空港特急。今日乗った地下鉄は昨日までに乗った路線と違って、チューブ感のない、普通に広い車両だった。穴が掘れるかどうかが問題なのかな。昨日までのは古そうだったしな。

空港特急に沿って張られている電線は黄緑色だった。景観を気にしてのことか?そんなに変わるかなあ。黒よりは目立たない、かなあ。

出発のちょうど1時間前に空港に到着。余裕なかったなー、と思ってたら飛行機が2時間遅れ。暇をもてあまし、あまったポンドでじっくり時間をかけてウィスキーを選んだ。

Paderborn到着は12時過ぎ。いい旅行だった。やっぱ現地の知り合いがいる旅行はいいな。

2006-05-08 Montag
週末、車を飛行場の駐車場にほったらかしといたのでさらに汚くなった。で、会社から帰ろうと車を見たら鳥糞の追い討ちをくらってた。べつに木の下に置いたわけでもないのになあ・・・どうも昔から俺の車やバイクは鳥糞と縁があるような気がしてならん。

ということで初めて洗車した。ゆーてもマシンに任せてぼーっとしてただけだけど。日本では車は止まっててマシンが動くのしか見たことないけど、今日のは車がコンベアに乗せられて流されていくのだった。流れ作業的にできるので効率は良い。

自分用ロンドン土産に手をつける。しばらくビールの買い置きをやめてたので家で飲むのは久しぶり。20mlくらいしか飲んでないけど。うめぇ・・・

例によって旅行中の日記は後出しです。楽しかった。

2006-05-09 Dienstag
電話のボリュームって一般機能じゃないんだろうか。本体だけでは分からず、軽く説明書を見ても分からん。ドイツ語だし。

ぼちぼち夏休みの計画を立てつつ、5/5の日記をUp。そのくらい、の日。

2006-05-10 Mittwoch
繋がったらかけると言ってはや3ヶ月、ようやくSkypeを試した。USB-SkypePhoneなる、携帯の形をしたPC用電話をくれた人(の同僚)にかけてみた。微妙にディレイはあるものの、通話品質は十分。これが無料とはいい時代だのう。

2006-05-11 Donnerstag
家庭教師1日目。ま、なんつーか、自分で努力した上で先生に習わなきゃいかんのは分かってはいたんですが。ためにはなるけどもっと有効活用しなきゃな、って感じ。

終わってから食事へ。ここで生きたドイツ語を解説してもらうのも目論見のひとつ。それはそれとして、今日は今が旬の白アスパラガスをいただいた。こないだ社食でも食べたけど、今日食べたやつのほうがうまかった。ヘルシーメニューって感じなのもいい。

ひとりになって、ふとこないだ行ったバーに行ってみた。こっちに来て3ヶ月以上たつけど、一人でバーに来るのはこれが始めて。やっぱ独り者の客はいないなあ、と思いながらカウンターでビールを飲んでたら、こないだこの店で会ったドイツ人が一人でやって来た。同じ人だと思うけどどうかなあ、と思って話しかけられずにいたら、相手から話しかけられた。

片言のドイツ語を披露しながら、英語を交えて特に意味のない話をした。そんなちょっとした交流がうれしかったので、1杯で帰るつもりが3杯飲んでしまった。酔った。

彼は店員のお姉さんと一緒に帰っていった。やっぱ純粋に一人で来る人は居ないのか・・・

2006-05-12 Freitag
目覚めが悪い。もうほんと弱くなってて嫌になる。

今日はローラースケートの日。でもこないだ誘ってくれた同僚は今日は不参加。昼間に10kmマラソンに出るかららしいけど。

一人でも行こう、と思って軽く食事をしたら眠くなり、目が覚めたらぎりぎりの時間。体もなんかだるいし、ってことでサボってしまった。楽しくても酒はほどほどに、だな。

2006-05-13 Samstag
よく寝た。

そういえば一度もアジア食材店を見てないな、と思って、のぞいてみた。2軒あるのでそれぞれ見てみたんだけど、基本的に俺が必要なレベルのものはすべてそろう感じ。しょうゆ、みそ、めんつゆ、だし、そば、そうめん、ほか。

しばらく前から靴を買おう、と思いつつ買ってなかったので、靴屋へ。スニーカーを買った。服はまだ買ったことがないけど、こんなこともちょっとしたはじめの一歩。

これまたはじめの一歩と言うことで、映画を見に行ってみた。いわゆるシネコンのようなものが街なかにある。基本はドイツ語吹き替えなんだけど、英語でやってる回もある。選択肢はひとつだけ、MI3の17:45からの回だけだった。映画館で映画を見るのが目的なのでタイトルはどうでもいいけど、たぶん話題作ではあるだろう。料金は6.70EUR、日本よりはだいぶ安い。

英語だからか人気がないのか時間が悪いのか。理由は分からんけど観客は10人くらい。周りに人が居なくて俺にはありがたい。こういうのを久々に見たら迫力がありすぎて、しばらくはなんか怖かった。なんか心臓に悪かった。ちゃんと殺人シーンは隠されてるけど、今の俺には刺激が強すぎるらしい。

ただ、英語がろくに聞き取れなくてもよく分かる映画でよかった。イタリア語のシーンがドイツ語字幕になっていたのはちょっとどうかと思ったけど、まあ仕方ないか。

帰って昼に買ってきたそばを食い、味噌汁を飲んだ。すごく旨かった。今度は米が食いたくなってきた。アジア食材店には「すしに最適」と銘打ったイタリア米が売られてたけど、すでにあきたこまちを注文してあるし。早く届かんかなあ。

木曜にバーで会った人に、土曜9:30からライブがあるからどうだ?と聞いていたので行ってみた。誘ってくれた彼も居た。というか、半店員と化していた。Rock Cafeというその店は、Hardがつかないだけあって、それなりに落ち着いた感じ。客の年齢層も高め。と思っていたら、途中から若いのやら狂ったのやらやってきて、とても賑わってた。

誘ってくれた彼とは少なくとも顔見知りにはなれた。いくらか年上には見えたけど、19歳の娘がいると聞いて驚きだった。ともかく会社以外では始めての顔見知り。早くドイツ語を覚えたいもんだ。

1時ちょっと前に帰って味噌汁を。飲んだ後はやっぱ味噌汁がうまい。

2006-05-14 Sonntag
昨日は夜更かしだったので昼まで寝てた。で、水漏れ修理の連絡に来た大家さんに起こされた。ズボン履く暇もなくパンツ姿で応対。ま、こっちのひとはよくこういうかっこしてそうだし・・・

またそばを食って。少しは陽に当たろうと散歩に出て。今日は半袖では寒くてすぐ引き返して。ローラースケートをばらして手入れして。コレクションのコインを磨いて。本読んで。のんびりした休日。

2006-05-15 Montag
出張者が来たので駐在3人と食事に。俺が来たときもそうだったけど、典型的なドイツ料理、ってことでブロイハウスへ。冬の間とはうって変わって、テントのようになっていた傘が閉じられてオープンエアのスペースが作られ、店の前のちょっとした空き場所にもテーブルがたくさん並べられてた。もちろん外の席を選ぶ。気持ちいい。

ビールを飲み、白アスパラガスのプレートを食べ、デザートにはイチゴとバニラ。満足。

2006-05-16 Dienstag
今日の日記は手抜き。というのは今日のトピックを会社の週報に書いたから。こんな文章を本部内のWebに向けて2週間に1回発信してるわけですよ。固有名詞は代名詞に変えてみた。


 いろんな方のアドバイスを聞いて、歯の治療は渡航前に済ませてきました。それでなんとか3年持たないかなあ、と思っていたのですが、あっさり歯の詰め物が取れてしまいました。3年どころかまだ3ヶ月とちょっとしかたっていないのですが。

 過去の駐在員便りに、やはり歯の詰め物が取れて歯医者さんに行った話があったので、私も同じように会社の同僚に聞いて、予約をしてもらいました。偉大な先人に感謝?痛みはなかったので急がなくていいよ、と話しましたが、翌朝の予約が取ってもらえました。

 朝、というのが7時45分。実にドイツ的です。教えてもらった場所は街の中心部で、アパートからも近かったので歩いて行きました。中に入ると、受付にいたお姉さんがすでに日本人が来ることを聞いてくれていたようで、ああ、彼の紹介だよね、って感じで話が済みました。

 我々駐在員は、Interという医療保険に加入していて、IC付きのカードを持っています。その中に個人情報が入っているようで、カードを渡したら「Paderwall 5(私の住所)だよね?」と聞かれ、名前も何も記入する必要がありませんでした。とても楽です。

 少しの間待合室で待って、治療室に案内されました。機器は日本で見るのと特に変わりはありませんでしたが、治療室は個室になっていて、内装は普通の部屋のようでした。歯科治療椅子などがあるので、さすがに普通の部屋には見えませんが。今時は日本にもそういう歯医者さんも結構あるんでしょうか。(私のかかりつけは会社の病院でした)

 先輩の体験談をもとに電子辞書を持っていって身構えていたのですが、私を担当してくれた先生は簡単で聞き取りやすい英語で話してくれて細かい質問もなかったので、特に言葉で困ることはありませんでした。詰め物はアマルガムか、金か、セラミックか、どれにする?麻酔注射はする?と聞かれたくらいです。

 治療費を気にしてスタンダードと言われたアマルガムを選択し、ちょっとつめるだけだから麻酔は要らない、と答えました。痛かったら手を挙げて、と言われ、先生が歯を削って、助手の女の人がよだれを吸って、って全く日本と同じです。簡単に終わりました。予定外に別の歯の治療も必要と言われたので次回の予約を取ってもらって帰りました。1日で全部やってくれないところまで日本と同じじゃなくても良かったんですが。

 帰り道で何か忘れたような気がするな、と思って気付いたのですが、お金を払ってきませんでした。保険で全額負担してもらえると聞いたことがあるので、きっとそういうことなのでしょう。きっと。となると、どうせ保険でまかなわれるなら詰め物を高価なものにすればよかったな、と後から思いました。

 ふと思ったんですが、アマルガムってRoHS対応してないですよね。


で、これを読んだ先輩駐在員(すでに日本に帰った人)がメールをくれた。治療費は立替だからすぐに連絡したほうがいいよ、だそうで。次の治療に行ったときにちゃんと確認しよう・・・

2006-05-17 Mittwoch
会社のドイツ人との関係がSieからduに格上げになった。他のひとりにつられてだけど、身近になった感じで嬉しい。ちなみにJunはドイツ語読みだとユンです。いちおう俺はジュンだと言ってはみたけど、どうやらユンになったらしい。ま、いいか。

スーパーでヤクルトを買ってみた。7本で3.45EURってのはものすごく高いと思うんだけど、売れてるのかな。昨日買ったパスタは500gで0.29EUR。いつも買う食パンは1斤(日本とは大きさ違うけど概ね5食分)で0.30EUR。ヤクルト1本よりパスタ500gや食パン1斤が安いってどうよ?ブランドによって値段が5~10倍違うので、高いパスタやパンは高いんだけど。基本的に、俺には高いものを選ぶ理由はないのでありがたい限り。

2006-05-18 Donnerstag
家庭教師2回目。なんつーか、自分で解決できることは解決してから教えを乞いなさい、俺。その後飯食いに行ったりして結構楽しいのでまあそれはそれで、って感じだけど。今日行ったところはアルゼンチン料理だそうで。ステーキを頼んだら肉だけ載った皿がきた。今まで見た中で、周りにポテトやにんじんすらなくただ肉、ってのは初めてだ。サラダバーも頼んどいて良かった。

帰りにまたなんとなく、またバーに寄ってみた。今日はひとりか、と思ってしばらくしたらまた顔見知りになった彼が店にやってきた。1杯おごってもらった。

2006-05-19 Freitag
出張で来てる人たちと一緒に夕食に行った後、金曜の晩だし翌日予定もないし、ってことで彼らが飲んでるホテルに顔を出すことにした。楽しく歓談してぼちぼちおひらきかな、と思ってたときに店員がドンペリを持ってきた。何コレ?って聞いたらあちらのお客様からです、だと。隣のテーブルに座ってた40代~50代くらいのカップル3組で、入ってきたときに目があったからちょっと挨拶しただけ。なんで?

ありがとう、と言いつつなんで?って話したけど、特に理由は聞けず。ただ、うち一人の名刺をもらったら、片面は日本語で印刷されていた。「会長」と書いてあった。日本と取引のあるスイスの製薬会社の会長夫妻?日本人だからおごってくれたのか。

すげーな、って言いつつ飲み干して、ぼちぼちかな、って言ってたらもう1本追加がきた。気前良すぎ。で、彼らが先に帰ったんだけど、そのときに彼らが飲んでたちょっとしか減ってないボトルも置いていった。こんなとこでドンペリ3本もおごってもらえるとは思いもよらず。ちと飲みすぎたけどラッキーな夜だった。

2006-05-20 Samstag
昨晩飲んでた面子でGoslarに出かけた。世界遺産にも登録されてる、古い街並みと鉱山が有名なところ。世界遺産と知っていずれ行こうとは思っていたけど何も調べてなかったので、人任せで観光。

街についてまずは食事。地ビールがいつでも飲めるとのガイドブックの記事を見て店を選び、飽きもせず白アスパラガスの料理を注文。ビールはまあ旨かったけど前日にけっこう飲んだのでまだ体が求めてはいなかった感じ。料理もおいしかったけど完食は厳しかった。

食事を終え、15:00に動くというからくり時計を見に行った。ハーメルンに一緒に行った人が今日も一緒に居たので、また動かなかったりしてね、って話してたら果たして現実になってしまった。俺と彼とからくり時計とは縁がないのか。

雨が降っていた。でも俺だけ傘を忘れてた。それで、街の中を適当に回ってくれるトロッコみたいなやつに載ろう、と提案してみた。街の様子がなんとなく分かるのはいいけどガイドがドイツ語なので何を見ているかはよく分からない。天井も低めで透明でもないので景色が良く見えるわけでもなく。自分で人を誘っておいてなんだけど、今ひとつだった。

適当に街をうろついて、ま、こんなもんかな、ってところで鉱山に移動。鉱山の建物がなんとなくいい感じだった。山に建物がくっついてる感じで、ポタラ宮を思い出した。似てはいないけど。

中に入ろうとしたけど時すでに遅し。仕方なく、土産物屋と写真展を見て帰る。

帰り、だんだん雨が強くなり、嵐って感じになった。雨が激しすぎてワイパー全開にしても前が見えなかったり。風力発電の風車は今まで見たことのない速さで回ってた。

パダボーンに帰って、近所のイタリア料理屋、というかピザ・パスタ屋で晩飯を食い、お土産にワインをもらった。会計が20EUR以上になるとくれるんだそうだ。

それを持ってコインランドリーに行ったら、ラリってる、って感じの少女にワインをくれ、と言われた。というか絡まれたのか?酔ってるんではなくてマリファナだろうなあ、という感じ。せいぜい15歳くらいだと思うんだけど、こんな片田舎にもジャンキーみたいな子供がいるのは意外だった。オランダからけっこう入ってくるらしいけど。

少女から守り抜いたワインと、一人がホテル25泊記念にもらったというワインを飲むために皆を部屋に呼んで、しばし飲んで話した。自慢のEUROCOLLECTORを見せたら、まだ持ってないコインをいくつかもらえた。

2006-05-21 Sonntag
よく遊んだので今日はのんびり。12時過ぎにまだベッドでごろごろしてたら電話が。こっちのリロケーション会社の人が主催する異文化交流会のようなものに誘ってもらえた。事前に会社の人が行くのは聞いてたんだけど、俺には招待の連絡がなかったので、家族連れ限定だと思っていたのだけど。

公園に皆が食べ物を持ち寄って、なんとなくしゃべってるって会。俺は手ぶらで行っちゃいましたが。他の駐在員の家族や、別の会社で働く日本人に会った。これでパダボーンに住む日本人には全員会ったことになるんかな。

俺のほかに2人だけ独身組がいて、主に彼らと話して過ごした。中国人とインド人でしたが、そちらの会社はうちと違ってほんとにグローバルカンパニーって感じです。彼らはドイツ語も話す。ちょっとは影響されて頑張らんとなあ。

パーティーがお開きになった後、なんとなく当てもなくドライブに行った。しばらくぶりに走ったパダボーン郊外は緑が広がっていて初夏を感じさせる。芝かと思ってた緑の草原が麦畑だったってのが分かるようになった。菜の花畑もたくさんあった。

ふと、写真を撮ろうと思って車を降りたら、すごい花の香りが広がってた。車を降りなきゃ気づかないところだった。オープンカー欲しいな。

夜。ためてる時点で日記と言うか知らんが、まとめて書くのは結構な負担。かと言ってやめるきっかけもつかめず。

2006-05-22 Montag
楽しみにしてた日本食が届いた。部屋にいない間に。明日何とかして受け取ろう。

2006-05-23 Dienstag
荷物は会社に届けてもらった。2箱で20kg、けっこうな量。味噌、しょうゆ、油なんかは3年持ちそう。賞味期限さえ忘れれば。注文したときには知らなかったけど、その辺で買えるものもけっこう混ざってたりする。

で、今日はこっちで初めて米を炊こう、と思っていたのだけどめずらしく仕事が遅くなり、最初に手を付けたのはペヤングソース焼きそば。あぁ、日本の味。

2006-05-24 Mittwoch
寒い。改めて寒い。

米を炊いた。2合。水加減を忘れかけてたので多少不安だったがいい感じに炊けた。どうやって食おうか迷いつつ、やっぱり久々なので純和風に。筑前煮の缶詰をあけて味噌汁(あさげ)といただく。うめぇ。

でもなんとなくカレーも食いたかった。食った。炊いた米が微妙に残ってるのもなんだったので全部食った。やはり俺にダイエットの才能はない。

明日から4連休。花の都に行ってきます。

2006-05-25 Donnerstag
いざ、花の都パリへ。

Dortmund空港までは100kmくらい。夕方のフライトだったのでのんびり準備して出かけた。川崎から成田に行くよりは気楽。駐車場もあるし、Paderborn空港よりは路線が多いので今後も便利に使えそう。

安い、と聞いていたeasyjet。へぇ、と思ったのが座席が決まってないこと。チェックイン順で登場順が決まって、空いてる席に適当に座るシステム。遅れてもアナウンスしないで待たずに飛んじゃうから気をつけてね、って書かれてたり、いろんなところで省力化を図ってるらしい。注意事項のシートベルトや救命胴衣の説明は映像じゃなくて実演。当然のごとく、機内サービスも有料。たった1時間のフライトなので必要もないし、安いがいちばん。

空港でパリの交通機関使い放題券を買おうとしたけど、3日券のみだったのでやめ。普通の切符を買った。ベルリンのは72時間券だったから今回みたいな3泊の旅行にはぴったりだったんだけど。

RERという近郊列車でパリ北駅に到着。電車のドアが開いて驚いた。外で待ってたのは100%黒人。今までのヨーロッパ生活で100%黒人ってなかったから。階段を上がって行ったらさすがにいろんな人が居たけど、そういう国なんだな。

駅の外に出てさっそく街並みに目を奪われつつ、ホテル探し。印刷してきた地図をたよりにしばし歩く。歩く。彷徨う・・・おかしい。ホテルの場所が書いてあるところにホテルがない。困ってその辺のレストラン店員さんに助けを求めた。店員さんもそこなんだけど、って言いながらちょっとして、住所を見て教えてくれた。地図のしるしが間違ってた・・・でもそうか、通りの名前から探せばよかったんだ。

価格重視で見つけたホテルだけど、ベルリンで泊まった部屋の倍以上の値段で半分以下の広さの部屋。ま、ベルリンのはホテルと言える代物じゃなかったから、当然か。今回はトイレ・シャワーは共同じゃないしタオルもあるし、さすがにホテルだ。

2006-05-26 Freitag
普通に起きて、いざ観光。まずは駅でParis Visitなる公共交通載り放題券を買う。帰りの空港とヴェルサイユ宮殿を意識して広めのエリアのチケットを買ったら結構高かった。38EUR。

切符は手に入れたけど、まずは歩いて。街中の建物が100年位前からありそうな感じ。知らんけど。腹が減ったのでやっぱパリだし、ってことでパン屋さんを探す。でもみつからず。ま、いいかと思ってマクド。なんとなく各国のマクドナルドが気になるのも事実。オレンジジュースが高かった。

バスには乗りそびれ、そのまま歩いてノートルダムに到着。ゴシックの傑作と言われるだけのことはある、なんとも綺麗。好み。周りをぐるっと歩いて、どの角度からも違ったふうに見えるのがまたよかった。

街が見渡せるので塔に登るといいと書いてあったので見てみたら、90分待ち。疲れた顔で行列を作ってる人たちを横目にすぱっと諦め。聖堂の中に入るのも長い行列があったけど、しばらく見てたらこちらは流れがよかったので並んでみた。外から建物を見て、ぜひともステンドグラスを中から見たい、と思ったし。

中は期待通りの立派な雰囲気。客も多いので写真も撮り放題。いいのかどうか知らんけど。

適当にバスに乗ってみた。しばらくしたらエッフェル塔が見えたので降りた。東京タワーのイメージと混ざってたらしい、エッフェル塔も赤いと思い込んでた。下に建物がなくて吹き抜けなので綺麗。真下に立てるのもなんかいい。

でもここもすごい行列。でなければ高いところ好きとしては登りたいところだったんだけど、すぱっと諦め。

ふらふら歩いてたら女の子に写真を頼まれた。英語で中国人ですか?と聞かれたので日本人だと答えたら、日本語で日本人ですか、と言われた。で、日本人かと思って日本語で話したら通じない。日本語が少しできる中国人だった。そうして見ると顔も服装も中国人っぽい。ヨーロッパの人には判別つかないんだろうけど。

彼女はカメラマンと地図の読める人が欲しかったらしい。で、一緒に行動することになった。お互い特に予定も決めず適当に歩いてたのでちょうどよかった。

ということで観光客らしく凱旋門へ。遠くからだんだん近づいていく感じが好きなので歩いて。思ってた以上にでかくて重厚。中に入って登れることを知ったのも最近。幸いここは行列なし。上からは街がよく見えた。うわさに聞いてた周りの道路に興味津々。なるほど、素人が迷い込んだら出られんかも。というか、パリの街の交通ルールは意味不明。絶対運転したくない。

そしてシャンゼリゼを歩く。ルーブルに行く前にダヴィンチコードを見たい、という彼女。映画館を見つけ、入場券を買ってたのでここらでバイバイかな、と思ったら俺の分の券もあった。なかなか立派な映画館。英語ではちょっとなあ、と思ったけど案外分かるもんだな。

映画を出してもらったので夕食は俺がご馳走することにした。翌日の予定を聞かれ、ヴェルサイユに行こうと思ってる、って言ったら一緒に行くことになった。道連れのいる旅はいいもんだ。

2006-05-27 Samstag
朝、市場をのぞいたりしつつ、彼女が泊まってる友達の家の前のカフェで待ち合わせ。カノジョではなくてsheですが。友達ほっといていいの?って聞いたら仕事だとか。よく働く人らしい。

電車に乗ってヴェルサイユへ。宮殿はすごい人出。広いから歩くのに困ることはないけど、入場券?ガイドツアー?は90分待ち。とても並ぶ気にならず、またもすぱっと諦め。ま、外から見えるところを見るだけでまあ満足。・・・ほんとは中も見たかったけど、待つのは嫌。そんな意味でヴェルサイユはちょっと期待外れ。

帰りはルートを変えて。バスと電車を乗り継いで、モンマルトルへ。ここのサクレ・クールはなんとしても来たかったところ。建物が大きのも、高いところにあるってのも好み。ここもすごい人出。でも入場券とかはないから問題なし。土地勘がついてきてから、高いところから街を見ると楽しい。

帰ろうとすると女の子の集団に呼び止められた。俺の理解したところによると、もうすぐ結婚する女の子がダイエットに挑むらしい。で、願掛けの儀式のようなもんに協力を依頼された。まず彼女らが持ってた体重計に乗らされた。その子のTシャツの背中に名前を書く欄があって、そこに名前を書かされた。俺が栄えある一人目だったらしい。そして最後にほっぺたにキスしてくれ、と言われた。一瞬戸惑ったけど、じたばたしてもかっこ悪いのでフランス人っぽくほっぺたをくっつけといた。とりあえず感謝の言葉をもらった。

さらに少し歩くと、変な紐を持って声をかけてくる黒人が大勢いた。チョットイイデスカ、とか言いながら強引にそれを俺の手?に付けようとする。なんかそのイメージが良くないから、頭では良くないと思いつつも微妙に偏見持っちゃったりするんだよな。

特に見ようと思ってたところは見たので、今度は付き合いでラファイエットという有名なショッピングセンターへ。ちょっと距離があったけど街並みを見たかったのでまたも歩いて。花屋とかチーズ屋とか、歩いてて飽きることがない。

人と居ると一人では行かないところに行けるのがいい。ショッピングセンターには日本人や中国人の団体観光客が大勢いた。でもどっちかは一目で分かる。中国人である彼女は、日本人はちゃんとまとまってるけど中国人はぐちゃぐちゃでマナーが悪い、恥ずかしい、と言っていた。ま、そうかも。

今日は夜景を見るために早めに晩飯。ガイドブックを見てけっこう歩いてようやくたどり着いた店は休み・・・よく見ると日曜休みってちゃんと書いてあった。おなかもすいてたので近くにあった店へ。でもそこがなかなか良かった。店員が陽気で。エスカルゴを食ってみた。毎日食べたいものではないな。

まだ明るかったのでバスに乗って適当に終点まで行ってみた。帰るか、と思ったらすでに終バスが終わってたらしい。明るいから気づかなかったけど9時過ぎてた。そしてまた歩いて地下鉄の駅へ。途中で地図を見てたら親切な人が道を教えてくれた。だからパリって素敵、とは彼女の弁。パリに来る前にいたベルリンで、ドイツ人は冷たい、気難しい、と良くないイメージを持ってきたらしい。第2の祖国を悪く言われて複雑ですが、悲しいかなある程度は事実か。

エッフェル塔、夜景がやっぱいい。途中からきらきら光り始めた。そしてルーブルのピラミッドへ。こいつも美しい。三脚に大きなカメラで気合入れて写真を撮ってる人が何人かいた。それだけの価値はある。ほんと綺麗。

ゆっくりしてたら遅くなった。彼女とはまた明日も会う約束をして別れ、駅に急いだけど終電を逃した。開き直って近くのカフェでビールを飲んで、ナイトバスで帰った。途中のバス停で検札の人が一斉に入ってきた。まじめな顔してボンソワ、ボンソワ、って口々に言いながら入ってくる彼らは何の宗教か?って感じでなんかおかしかった。

2006-05-28 Sonntag
昨日は夜遅かったので昼ちょっと前に合流。俺の希望でモンパルナスにクレープを食べに行った。甘くなくて、野菜や肉を包んだ食事としてのクレープ。ヘルシーな感じ。そば粉を使ってるらしい。ドイツにこの手の軽食ってあるのかな。

ルーブルに行くか?という迷いもあったけど、天気も良かったしまだ街を歩きたかったので、また適当にいい感じの通りのありそうな辺りを歩いた。たまたま通りかかった通りが雰囲気が良かったり、行き忘れてたサンジェルマン島の通りを歩いたりして満足。

途中、フリーマーケットを見つけて立ち寄ってみた。ABC DU JUDO (JIU-JITSU)という本を見つけた。1950年に発行されたもの?嘉納治五郎先生と著者?のフランス人?の写真が載っている。柔道の型の本らしい、その昔習ったことが絵で書いてある。なんとなくお宝っぽくて、気になって買ってみた。

そのときにちょっとまけてよ、って言ったら簡単に少し値引いてくれたんだけど、言われた金額がさっぱり分からず、紙に書いてもらった。数字と挨拶なら分かるってだけでもまだドイツ語は分かってきてるんだな、と思った。

それからセーヌ川沿いを散歩して、川に停泊してる船のカフェで休憩。こないだロンドンで覚えたモヒートを飲んでみた。こないだ飲んだやつよりうまかった。

そして帰りの時間。彼女とはそれなりに長い時間を過ごしていろいろしゃべったけど、じゃ、バイバイ、ってあっさりした別れ。ま、ドラマを期待してたわけでもないですが。

空港には早めに着いた。帰りのチェックインがやたら手際が悪くて、列に並んで1時間弱待たされた。次俺の番、って時になって、手荷物だけの人はこちらへどうぞ、だと。どうせならもっと早くそれをして欲しかった・・・というか一人だからどこに座ってもいいわけで、わざわざ並んで待つことなかったな。

そして帰国。ベルリンでペルガモンに入らず、ロンドンで大英博物館に入らず、パリではルーブルに入らず。これが俺のスタイルって感じになってきた。屋内は冬に行こう。

2006-05-29 Montag
体重が少し減ってた。よく歩いたし、腹減らしてる時間長かったからなあ。足が筋肉痛。

朝、水漏れ修理の人がきた。部屋を開けたまま仕事に行くのは少し抵抗があったけど、パダボーンはそんな街らしい。帰ると浴室の洗面台の下が軽く破壊されてた。配管を修理した跡があったので、たぶん原因は取り除かれたんだろう。さて、いつ元に戻してくれるのか。

パリから帰ったばかりだけど、夏のザルツブルク旅行のためにSound of MusicのDVDを買ってきて見た。あらすじは知ってるけど見たことがなかった。名画といわれるだけのことはある、すごく良かった。知ってる曲が多いのもいい。心が洗われる映画です、すさんでる方、是非。場合によっては逆効果だろうけどなー。

いつものようにパリ日記は後付けです。たぶん書く。

2006-05-30 Dienstag
寒い。セントラルヒーティングが止まったから部屋の中は冬より寒いぞ、と思ってたらヒーターが復活した。たぶん3月並み、ドイツ人もこれは異常だって言ってた。テレビのニュースでは雪が振って積もってる映像が流れてた。たぶんドイツ南部だけど、もう6月になろうってのに。

歯医者2回目。今回はセラミックを詰めてもらうことに。金と時間がかかると言われたけれど金は保険がききそうだし時間はあるし。今日終わるのかと思ってたら今日は削って型を取って仮詰めしただけ。もう1度行くことに。今日はちゃんと帰り際に金を払うそぶりをしてきた。何を言っているかは分からなかったけどとりあえず払わなくていいらしい。

夜、ドイツに住む日本人としてはまあ見とかんとなあ、という程度のノリで、サッカーの日本vsドイツの親善試合を見た。昼に同僚と話したところによると、日本はマナーが良いので主力選手を出しても壊されんだろう、と。あとは決勝トーナメントで再戦すると思ってないからでしょ?って聞いたら、最後まで何が起こるかわからないのがサッカーだから、とかわされた。ボールは丸い(からどこに行ってもおかしくない)、という名言があるらしい。

試合はブンデスリーガ所属の高原が2得点、日本の勝ちかと思いきやドイツがそこから追い上げて同点。なんとも平和な結末だ。さすが親善試合。ただ、日本選手が一人壊れたっぽいのが気の毒。彼は本大会大丈夫なんだろうか。名前も知りませんが・・・

2006-05-31 Mittwoch
同僚のドイツ人が昨日の試合について話したくてしょうがない、って感じで部屋にやってきた。今ちょっと時間ないけど後でじっくり話そう(discuss)、って言いにきた。ここでdiscussって単語を使うのが新鮮。サッカーの結果についてもdiscussするのがドイツ風?

出張で来てた若者が帰り際に本を置いていってくれた。東京タワー、日本でもよく売れてるらしい。ココリコの番組を時々見てたので、テレビでは作者を何度も見てたけど、その人の書いた本を読んでみたいとは思ってなかった。でも若者2人が号泣した、と聞いて興味を持った。

ま、みんな泣くなら俺も泣くんだろうとは思ったけど。鼻水がだらだら出るほど泣けるとは思わなかった。ずっと先の話であってほしいとは思っても、ある程度そんなことも考え始める30代。この手のテーマには弱い。